日本の本の素晴らしさ

本
先日、とある『本』のお見積り依頼を受けました。 160ページ近くある本を日本語から英語に翻訳をしてほしいとの事。 英語翻訳者と納期にどのくらいかかるか確認していたところ、 英語翻訳者から「ところで、日本の本には何故『帯』がついているの?」と、聞かれました。 突然の質問にきょとんとしてしまいました。 本のカバーがあって、その下についているあの「帯」です。 honn               考えてみれば…アメリカでも中国でもオーストラリアでも本に「帯」がついているのを見た覚えはありませんでした。 あれ?もしかして「本の帯」って日本の文化?! そこで、どうしても気になりご依頼を頂いた出版会社様へ「本の帯は一体何の為にあるのか」聞いてみました。 「本の帯は、本の説明、つまり本のPRの役割があるんです。消費者が帯を見るだけで中身を把握しやすくしているんです。」との事でした。 ちなみに「帯」以外にも「見返し」と言って表紙と本の中身をつなぐ役割の紙があったり日本の本は、とても丁寧に作られている事が分かりました。 また以前、中国語翻訳者から「その中国語の本、日本で買ったんですか?ええ?中国でぇ!? その割には凄い丈夫で高品質な紙使ってますね!!紙の質から日本で作られた本みたいですね。」と驚かれた事を思いだしました。 %e3%83%9c%e3%83%ad%e3%83%9c%e3%83%ad%e3%81%ae%e6%9c%ac             今まで「日本の本」と「海外の本」を比べた事等なかったけど、 言われてみれば確かに日本の本は帯だったり紙質だったり非常に丁寧に作られています。 出版会社様にも相談した結果、「翻訳する英語の本に帯は必要ないだろう」との事になり、その分、翻訳費用を抑える事も出来ました。 本ひとつにしろ、国によって異なります。 %e6%b5%b7%e5%a4%96%e3%81%ae%e6%9c%ac             ターゲットとする国の文化や風習を理解すると、実は翻訳する必要が無いところも見えてきます。 クラインベストでは「日本語に忠実な翻訳」だけでなく、何より相手国(翻訳する言語の国)の文化を反映させた翻訳で売上向上のお手伝いを致します。 少しでも無駄を省いて「伝わる翻訳」が必要な際はお気軽にお問い合わせ下さい♪
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