「翻訳会社」から連想されるのはどのようなものでしょうか?
観光案内、メニュー翻訳などを思い浮かべる方も多いかと思いますが、この度、弊社は鹿児島県警語学レッスンにて落とし物から取調べに至るまで様々な外国語を各言語のネイティブ講師にレクチャーさせていただきました。

そのレッスンの一環として行った文化比較では各国の警察と日本の警察の違いを紹介しました。国によってこんなにも警察って違いがあるの?!と目から鱗が落ちるような話が満載でしたので、シェアしたいと思います!


アメリカの警察

州によって異なる法律

ご存じの通り、アメリカは合衆国です。つまり、複数の州の連合体がアメリカです。アメリカには「アメリカ合衆国憲法」がありますが、各州は独自の立法機関をもち、独自の州憲法と州法があります。ですから州によって法律が異なります。例えば、運転免許をもてる年齢が州によって16歳からだったり18歳からだったりと異なります。なかには条件付きで14歳から運転できる州も!驚きですね。


各場所専門の警察?

また、もうひとつ驚きなのが「橋専門」の警察が居るということ!「橋専門」に何をするかと思いますが、これは橋の上で麻薬の取引が行われることが多いためなのだそうです。
ほかにも「学校専門」「公園専門」といった警察が存在するそうです。


よくある?校長先生が突然失踪?

これはアメリカ人講師自身の経験だそうですが、講師が通っていた中学校の校長先生がある日突然いなくなってしまったそうなのです。私たちの感覚では「え?どうしたの?」と疑問と心配が渦巻きそうですが、実はアメリカでは珍しいことではないそうです。この校長先生はおとり捜査官だったというオチです。
アメリカではそういうことが珍しくないって、想像もできないことでした。


中国の警察

落とし物の届け出。中国人が届け出る落とし物とは?

中国人講師によると、「日本の警察は市民の生活にとても密着してくれている」とのことです。
では、中国ではというと、例えば落とし物をしたとき、中国人は警察に届けることはないそうです。そもそも落とし物が戻ってくるなんて思わないのだそうです。

でも、ひとつだけ届け出る落とし物があるそうです。それは身分証です。なぜなら、身分証を発行できるのは警察だけだからだそうです。国によって仕事内容が大きく違うんですね。


中国のインターネットサイトで販売されていた意外なもの

さて、余談ですが、中国では日本では考えられないものが販売されているようですが、インターネットサイトでも意外なものが販売されていることに気づきました。

なんと、ビザが販売されていたのです! そう、海外に渡航する際に入国を許可してもらうための事前査証であるあのビザです。本来だったら、目的に応じて各国大使館や領事館に発行してもらうもの。それがインターネットで、しかも申請が通らなかったら全額返金という保証つきで販売。驚きでした。


韓国の警察

中央集権型の警察

韓国では従来は各地方警察に権限が委ねられていたようですが、中央集権型になったそうです。つまり、韓国警察は完全な国家警察で、地方の警察は国の出先機関。すべての警察官が国家公務員だそうです。

中央集権型になった理由として、地方によって予算が異なるので、中央集権型で平等性を保つと理由づけられているそうです。


韓国の軍隊制度

また、韓国には軍隊制度があり、韓国男性には一定期間の兵役の義務があることは有名ですね。


外国人から見る日本の警察

さて、国によっては私たちが想像もしないような警察事情もあるようですが、それぞれの国のネイティブ講師が口をそろえて言ったことがあります。
まず、日本は実に安全でそのことにとても感謝しているということです。警察でのレクチャーを通し、その治安が警察のおかげで維持されていることに改めて気づいたとのことでした。


クラインベストのオリジナル語学レッスン

弊社は、警察だけでなく、技能研修生向けの専門知識に関する語学レッスンなどの実績を有しています。

団体や企業さま向けなど必要に応じてオリジナルの語学レッスンを提供しておりますので、本ページヘッダーの「お問い合わせ」よりお気軽にお問い合わせください♪

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